「乱歩R」最終回『怪人二十面相・後編』

全然二十面相じゃないじゃん。せっかく出てきた南野陽子はホントにタダの刑事だし。岸部一徳は元から怪しかったから、さほど意外ではないし、最後に来てあーゆー話されても、それまで明智家の家系にスポットが当てられてないから唐突感丸出しで、あーそーですかぁってな気分でした。なんだか全てにおいて肩透かしなドラマで、すっかり脱力していた所、最後に追い討ちをかけるかのようにアイフル娘のイタ過ぎる演技で幕。もはや瀕死。
各回のベースとなる原作のチョイスもイマイチだったなぁ。やっぱ「黄金仮面」「蜘蛛男」「魔術師」あたりはハズしちゃいかんと思うのだが。企画は良かったけどシナリオと演出が弱かった。惜しい。