森奥愛First Live『Dancing In LOVE 2004-ヌクモリ-』@SHIBUYA AX

先日の「PIA SUPER LIVE」へのお誘いのお礼ということで、林原ともみ氏から前日にお誘いを受ける。
ぶっちゃけ全然知らないアーティストだったので、一体何者なのか聞いたトコロ、誘った本人もよく知らないらしい(笑)
今回、彼の馴染みのプロモーターから、このライブの告知ハガキが、先行発売→一般発売→発売中と来て、ついには無料招待券が送付されてくるに至り、かなり苦しい様が見てとれた為、サクラ気分で参加することにしたとのこと。
『無銭イベなら基本的に参加』のスタンスである私なので、とりあえず参加に同意。
で、せっかく参加するならと事前にオフィシャルを見て、最低限の情報を仕入れようと思ったわけだけど、フラッシュバリバリで見づらいので即刻撤退。
一応ダンスシンガーでなにやらダンススクール(生徒数1200名)を開校してるというコトくらいだけはわかった。

んで、当日。
仕事終りで現場に開演時間の19時過ぎに到着し、林原氏と合流。
案の定、スタートは遅れていた。
場内に入ってみるとフロアに丸テーブルがいくつか置かれており、空間を埋める為の涙ぐましい努力が。
無料招待券大放出で、なんとかカッコがつくだけの動員は確保したものの、明らかにまだAXで演るほどネームバリューがあるとは思えない。
開演時間を大幅にオーバーしてステージスタート。特効の爆発音が強烈。
トラスが縦横に組まれて無機質なるもスケール感溢れるセットが眼前に広がる中、ダンスビートの効いたナンバーとともに仮面をつけた女性ダンサー数名が登場し、暗黒舞踏。その背後から森奥愛が颯爽と登場・・・するハズがいきなりセットのステップを踏み外してコケる(笑)
しょっぱなからなんだかなぁと思いつつも、まぁやはりダンスは上手かったです。ちゃんと歌っているかどうかは微妙でしたが(笑)。
なんか曲間で「次はセカンドシングルの」とか「次は新曲の」(このフレーズが何回もあり一体新曲は何曲あるんだと)とか、最初から飛ばしまくってたので、これ持ち歌すぐ無くなるんじゃないか?と思ったら、案の定中盤からは殆どカバー曲。「Choo Choo TRAIN」とか「流星のサドル」とか。
そーいや途中、DJやらラッパーやらいろんなチーム編成でのステージ展開があり、いちいちチーム名も設定されていましたが素人目には違いがよくわからなかったり。
んで、大半が無料招待と思われる客の反応はどうかというと、なにしろ殆ど初めて見るアーティストなので、全員がある種のアウェイ感を抱きながら見ていた為、殆ど生煮え状態。いや、ステージングは良かったんですけどね。AXみたいなデカい箱で充分見せるだけの実力は確認できたんですが、いかんせんネームバリューが。もう少しメディアに登場してないとAXクラスの動員は今後もキツイんじゃないでしょうか?
ただ割と早い段階でバックダンサーの中に可愛いコがいるなぁと、そっちばかり見ていたので、実は結構楽しんでたり。林原氏もそれは同様だったようでなんとお気に入りのコに「ミカちゃん」と勝手に命名して萌えていたとか(最後のメンバー紹介の際、実は「ミク」という名前だったことがわかり、神になりかけで大爆笑)。私も「マヤちゃん」というコがお気に入りでした。次回公演の際には紫のバラでも贈ってあげようかと(←違)。

まぁそんな状況でしたので最後もアンコールあるかなぁ(客サイドから)と思ったら、なんとかそれなりに手拍子が起こったので一安心。いや私が安心してもしょーがないんですが。
ラス前はギター弾き語りで尾崎豊の「僕が僕であるために」。その際、これまでの足跡を語るMCがあったのだが「渋谷でダンススクールを立ち上げた時、開校当時は120人しか生徒が集まらなくて絶望したこともあった」とかなんとかのたまってらっしゃいましたが、普通いきなりそれだけ集めるのって至難の業なんでは・・・?

と、いろいろ疑問を抱きつつも、無銭でかなり楽しめたステージを見せてもらったので不問ということで。
なんかまた6月にAXでライブやるらしいんですが・・・またタダ券出してくれるようなら見に行きます(笑)