劇場版「仮面ライダー剣 MISSING ACE/特捜戦隊デカレンジャー フルブラスト・アクション」観賞@渋谷東映

まずはデカレン
新山千春の演技が熱い。特撮物はゴジラ以来だったっけ? 特撮界にとっては今後貴重な人材だと思う。
遠藤憲一氏は今回も良い仕事。声がシブイよ、声が。
女子大生エイリアン(笑)が一瞬だけ。これはもっと観たかった。
上映時間39分で、例年より10分程長かったのだが、ドラマ部分をより作りこめた反面、戦隊独特のスピード間やテンポが殺されてしまったきらいもあり、その辺は痛し痒しといった感じ。


んで、剣。
極端に少ない出番と、扱いの悪さがたまらなかった烏丸所長萌え(笑)
てゆーか、何をどう語ってもネタバレになってしまうのが困りモノ。
娯楽映画としては良く出来ていたと思う。
一連の劇場版ライダー作品では最も後味の良い作品に仕上がっていたし。
ただ全体的に勢いがあるので、ついつい流しがちだが、相変わらずツッコミドコロ満載の脚本で、さすがは井上敏樹御大と思わずにいられなかったのも、また事実。今回は演出によってだいぶ救われていたと思う。
「再生怪人は極端に弱い」という法則を実証するかのようにサクサク封印されていくアンデッド、これは役作りの為と考えていいのだろうかと、思わず考え込んでしまった石田未来の丸顔、第1話以来の登場となった松金よね子なども妙に印象に残った。
あと三津谷葉子が可愛くなくて萎え。一応、優子りんより年下なんだけどなぁ(笑)