テレ朝スペシャルドラマ「弟」第４夜を観る

石原裕次郎については、私の年代では既に「太陽にほえろ！」のボスの印象くらいしかなく、その黄金時代をリアルタイムで体感しているのは、私の両親の世代なので、さほど深い思い入れは無かったりする。
なので（リアルタイムで）観られたら観るかくらいの心持ちだった為、１〜３夜までオンエア中に帰れず、今夜が初見。一応昼間やってた特番のあらすじでほぼ流れは掴んだので戸惑うコトはなかった。
力が入っているのはよくわかったし、大真面目に作ってる感もアリアリで、その辺の姿勢については特に言うべきこともないのだが、私的には至るトコロで『金をかけた豪華なコント』に見えてしまい失笑の連続であった。
金児憲史演じる"渡哲也"が裕次郎に石原プロへの入社を懇願しに来るシーンなど、なんでまたその服装で？と突っ込まざるを得なかったし、舘ひろしはどう頑張っても医者には見えんし、更に坂口憲二演じる"渡哲也"の横で、本物の"渡哲也"が石原慎太郎を演じているという図に至っては、シュール過ぎてもう笑いが止まらなかった次第。
でも三浦友和の演技は良かった*1。裕次郎の映画も観たくなってきたよ。あと寶酒造の「松竹梅」ＣＭはグッジョブ。

*1:餅つきのシーン以外、殆ど病床で寝てたトコばかりだったが