映画「キングダム・オブ・ヘブン」観賞＠渋東シネタワー１（19：00〜21：45）

￥1000均一の日で、たまたま時間が合ったのでなんとなく観賞。
リドリー・スコット監督による中世ヨーロッパの史劇。
はっきり言って「十字軍」とか「イスラム圏」あたりに詳しくないと、かなり置いてけぼり食らう内容なんで、日本での興行はとてつもなく苦しそう（「アラモ」を観た時の感覚に近い）。
ケド、映画そのものの出来は悪くない（客選ぶけど）。娯楽要素は薄いものの、史劇としての重厚感は存分に味わえた。
特に終盤、聖地エルサレムでの攻城戦のスペクタクルは圧巻の一言。
つーか投石器強過ぎ（笑）。なんか砲弾なみの威力で城壁をドカドカ破壊していくのがとにかく凄かった。
とりあえず中世ヨーロッパの歴史とかイスラム問題とかに興味のある方にはオススメです。逆に言うとその辺に興味のない人には、なかなか理解するのが難しく、結構キビシメな映画だと思います。

＜追記＞
そーいや上映中に地震が（苦笑）
すぐに揺れてるなとわかったけど、誰一人騒ぎ立てる人もなく。まぁ関東はそれなりに地震は多いんで、慣れちゃってる感もありますが。
でも映画館で地震に遭遇ってのは、さすがに初体験でしたねぇ。