「アストロ球団」第四球(後編)

球二死して超人誕生。
ある意味、原作最大の超常現象たる名場面がここに見事に映像化。落雷の直撃が凄まじい。
モンスター・ジョー退場後、ロッテ戦は急速に原作における「ブラック球団編」の内容が色濃く出てくることになる。
殺人L字投法を打倒する為、地下で秘密特訓の球三郎。宙吊りにした日本刀を避ける特訓だったのだが、こんなセッティング誰がやったんだよ?(原作ではシュウロだったが)
以降、試合終了までの流れはほぼ「ブラック球団編」に忠実。ゲームも9回で終っちゃったし(原作でのロッテ戦は延長10回6時間の死闘だったのだが)。
金田監督は最後まで「食えないおっさん」として描かれていた。原作のロッテ戦直後では、今迄の非道は何だったのかと思うくらいに善人と化してしまっていたので、このくらいのバランスが丁度いい。
次回、いよいよビクトリー始動か?