「アストロ球団」第九球(前編)

動かなくなった右腕に代え、左腕で投げる球四郎。
球六のファウルボールを追ったバロンはベンチに突っ込み後頭部を強打。
ビクトリーの攻撃。
疲労困憊する球一の球をバロンが叩く。
この場面で飛び出す「取る取らねぇは問題じゃねぇ!」「飛べ〜〜〜〜〜!不死鳥ーーーー!!」の名シーン。
しかし球七の飛行も及ばず打球は同点ホームランに。
熱い悔し涙をこぼす球七。
殊勲のバロンはホームベース手前で立ち止まり、鼻・耳・口から大出血を起こし転倒。
大部分盗作の辞世の句を詠み、球四郎の腕の中で息絶えるバロン。
そして九人目の超人が現れ、痣の疼きに苦しむアストロ超人たち。落雷が超人の結集を告げた。
最終回のアストロの攻撃。
一死満塁でバッター球一。しかし球四郎の渾身の投球の前に打ち取られてしまう。
そこへ現れた復活した球五。勝利への期待を一身に背負い、最後の打席へ向かう。
次週、ついに最終回。
アストロ球団はどこへ行く?