映画「幸福な食卓」観賞＠MOVIX亀有（21：55〜23：55）
ヒロインの目線で描かれる“家族の崩壊と再生”の物語。
・・・という触れ込みであったが、あまりそちらの方はどうでも良かったというか。
後半は少女の成長ストーリーって感じだったし。
とりあえず北乃きいが素晴らしすぎる。「アイドレンジャー」でアイドピンクをやってたのは、もはや黒歴史だな（笑）。「14歳の母」ではショボい役だったけど、主役に据えることで俄然光る素材だなと思った。とにかく全編、ヒロインの目線で物語が進むので、殆ど出ずっぱりなんだが、とにかく輝いていたという印象。
ストーリー上の時間で約２年間のお話。夏のシーンも出てくるので撮影は長期に及んだのか？と思ったが、昨年の冬の間の２ヶ月で撮ってしまったとか。映像マジックが見事。
勝地涼の中学生役はさすがに見た目キビシかった（笑）。でも爽やかなキャラクターは好感が持てた。
全編、静かに淡々と進んでいく作品なのだが、最後にミスチルの「くるみ」がドーンと流れる。正直、曲が自己主張し過ぎてて、私的にはドン引き。ただ製作者側は元々、最後にこれを流す気マンマンだったらしく、ラストシーンは曲をカセットデッキで流しながら撮ってたらしい。うーむ・・・。
しかし富田麻帆や平田薫も出てるんだけど、殆どエキストラレベルの出演だったのは残念というか贅沢な限り。
富田麻帆は今アソビットのイベ、予約だけで満員御礼状態なのにねぇ。
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