DVD観賞会@自宅

今回は「イナズマンF」第6話〜第23話(最終回)。
イナズマンF(2) [DVD]


久々に観賞して感じたのは、ウデスパーαとウデスパーβのやり取りが異常に面白かったこと。単細胞で喧嘩っ早いαに対し、冷静沈着で理論派のβのコンビが織り成す様々な対立と衝突が、とにかく楽しくて笑える。惜しむらくはウデスパー兄弟の登場がほんの数話だということ。1クール分くらいは十分もたせられるキャラクターだと思うので、もっと多彩なエピソードを見てみたかった。

シリーズ全体としては「F」がハードアクション路線を追求している為、デスパー軍団が情け容赦ない殺人集団として強調される描写が目に付く。子供番組の割には人が無残に殺害されるシーンが非常に多く(それもマシンガンで蜂の巣にされるとか、首を切断されるとか、毎回流血の量がハンパでない)、今のテレビでは流せそうもないようなシーンが続出しているのが、かなり興味深い。

あと、サナギマンの存在価値が無くなってしまったのが残念。
「F」に入ってからのイナズマンの格闘の際の(やたら大袈裟な)構え方に、ブルース・リーの影響が見てとれるのは面白かった。