ICE

ICE I [DVD]

とりあえずレンタル屋にあったので借りて観てみた。

・・・・あぁ・・・・・これは・・・・

・・・ある程度、予想はついてたけど、その予想をはるかに越えて酷過ぎ（泣）
多分、なんかの間違いで観てしまったアニヲタとか声ヲタがケチョンケチョンにケナすと思うから先に書いておくけど、こりゃ〜ホントに酷い。やっぱ、いきなり素人が声優やるのってのは大きな間違いであることを証明した形になってしまったな・・・。

まず、えれぴょんの声がダメだ。実際の姿を観ながらではなく、声単体で聴くと、独特の蓄膿ボイスが作品世界をぶち壊しまくり。演技の未熟さも相俟って、とても聴ける代物ではない。正直、ヒロインは荷が重過ぎる。マジでチョイ役で十分。

他の４人のメンバーの出来についても芳しい印象は、あまり無い。一応、えれぴょんよりは、まだマシという程度。
佐藤夏希だけ圧倒的に台詞の多い役だった。しかし軍人という設定の為、日常で殆ど口にしない単語が続出しており、台詞を言うだけで演技にまで手がまわらずついていくのがやっと、という印象。

今井優も似たような印象。いまひとつパッとしない。

そんな中、大島優子は台詞が少ないながらも、それなりに健闘していたように思う。畑こそ違うが、芝居という土俵の上では、さすがにキャリアがものを言う。普段の大島優子が出している声ではないので、注意していないとわからないのがさすがである。

河西智美はある意味、期待通りの仕事。長台詞ではボロが出るんだが、ちょこちょこ喋ってる分には、一番アニメに合った声質をしている。ぶっちゃけ、ヒロインやっても良かったような気が。

・・・・とりあえず、プロの声優の芝居との噛み合わなさが、かなり激しいので、そーゆー部分でもマイナスである。

とにもかくにも、これはひどい。まぁ本来なら、特装版の映像特典を楽しむのが正しい姿勢なのだろうが、レンタル版には特典映像入ってないし（苦笑）。