映画「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」観賞@TOHOシネマズ錦糸町(20:45〜22:30)

kitakogane_aoi2007-09-28

宇宙放射線を浴びて超人となった4人組“ファンタスティック・フォー”の戦いを描くアメコミ原作の映画版第2弾。
前作よりも微妙にスケールアップしているのだが、作りのバランスが雑な為、今一歩盛り上がりに欠ける。上映時間も30分ほど短い。その為なのか、敵キャラの心理描写がスルーされてしまった感じで、なんとも深みの無い、あっさり風味な印象を受ける。


とはいえ、何も考えずに観ている分には、それなりに楽しめた。
ジェシカ・アルバが相変わらず良い。さすがに前作ほどではないのはアレだが、一応、野外露出シーンもある(笑)。
しかしインビジブル・ウーマンの超能力って今ひとつ使いどころが難しい気もする(特にバトル時)。
それとシングの中の人の素顔が再び見られるとは思わなかった。


この監督はちょっと東洋贔屓なのか、最初と最後に日本が、クライマックスのバトルで中国が、それぞれシーンとして出てくる。やはり微妙に日本文化を間違えて描いているのには失笑を禁じ得ないが。


あと、観ていて「レインボー合身の術」を思い出した(古)。
でも、地球の危機に対してファンタスティック・フォーは殆ど何も出来ていなかったような気が。
シルバーサーファーはカッコ良かったんだが・・・行動原理が今ひとつ謎。

まぁ、そんな感じで。