映画「PVC-1 余命85分」観賞＠シネセゾン渋谷（21：20〜22：55）

コロンビアで実際に起こった事件を映像化した作品。
強盗グループに拉致され、首に時限爆弾を装着された主婦を救う為、決死の救命活動を行う人々の姿を描く。
85分間全篇１カットで撮り切る驚異の演出とカメラワークが圧巻。
長廻しならではの臨場感と迫力は、ただただ凄まじいの一語に尽きるが、やはり全篇１カットとなると、どうしても間延びしてしまう場面（移動の際など）もあり、観客が退屈しないように、様々な要素を盛り込んでいるのはわかるのだが、テンポが悪くなってしまっているのはかなりキビシイ。
それでも独特の臨場感とスリルが味わえる点においては、間違いなく一見の価値あり、と思った。