映画「連続暴姦」観賞@銀座シネパトス(20:45〜21:45)

1983年 新東宝作品
監督:滝田洋二郎
脚本:高木功
撮影:佐々木原保志
出演:大杉漣 織本かおる 麻生うさぎ 竹村祐佳 末次真三郎 螢雪次朗


滝田洋二郎監督特集レイトに参戦。
ピンク時代の傑作として評判の高い「連続暴姦」を初観賞。
とあるレイプ事件を巡る、女脚本家の壮絶な復讐劇を描くサスペンス調のピンク映画。
主演の映写技師役で無名時代の大杉漣が出ている。現在のビジュアルイメージとのギャップが、なかなか凄まじい。
のっけから女子高生がレイプされるシーンでスタートするが、それは劇中映画「連続暴姦」の中のシーンであったという凝った導入部が、結構面白い。


基本的にサスペンス調なのだが、ピンク映画としての制約上、カラミのシーンを入れなければならない。
このカラミが、さすがに今観ると古色蒼然としており(ボカシすら入らないので、かなりソフト系)若干退屈な気分になる。
いや、コレはコレで当時のそちら方面のニーズに十分応えていたとは思うのだが。


あと、ラストの決着のつけ方で「燃えよドラゴン」を思い出したのはヒミツだ(笑)