映画「インファナル・アフェア 無間序曲」観賞@新宿東急

当初、隣のミニシアター・シネマスクエアとうきゅうでひっそりと公開されるハズだったのが、「テイキング・ライブス」の大コケを受けて、突如格上の公開(客席数3倍増)に(笑)。前作は大ヒットしたんで、最初からこの扱いでもおかしくないと思うんだけどなぁ。
ま、そんなわけで第2作。
続編と言いながら、舞台は前作の11年前という設定で、各登場人物の過去が描かれていく。従って前作と切り離して全く独立した1本の映画として楽しむことも十分可能。逆に前作を観ていると、後付けの設定がどうも納得いかなくて消化不良っぽい気分にさえなる。あれだけ完璧な作品を無理に3部作にしなくてもいいのに・・・。
お話は完全に香港版「ゴッドファーザー」。ご丁寧にそっくりなシーンもかなりある。
1作目との整合性に目をつぶれば、今作もそこそこに出来は良い。さすがに前作の「神」のような出来には及ばないまでも。寧ろここまでやれれば上出来と言えなくもない。
エンドロールのあとに3作目「終局無間」の予告編が流れるのだが、これが卑怯過ぎ(笑)。強烈に観たくなる。とても来年のG.W.まで待てませんって。せめて正月映画第2弾位に繰り上げてほしい。でないと輸入版DVDに手を出してしまうではないか。うぉ〜早く観たい〜!!!