映画「感染」試写会@よみうりホール

Jホラーシアター第1弾として同時公開される「感染」「予言」の内、「感染」のみの試写会。
どっちかっつーと、つのだじろうの「恐怖新聞」が原作である「予言」の方が観たかったんだけど(キャスト的にもアイドル度が高い)、試写会なので贅沢は言わない方向で。
で、「感染」。
これって最近「モーニング」で連載されてる「エマージング」が元ネタかと思ったら、結構昔の「世にも奇妙な物語」でオンエアされた『急患』(近藤真彦佐野史郎主演)って話がベースになっていた(そのまんまの台詞やシーンもたくさんある)。私的には「世にも」でもかなり強烈な印象を残したエピソードだっただけに、かなり細部まで覚えていた。ものすげぇ恐かったし。
で、オリジナルのまんまでは20分で終ってしまうんで、登場人物を増やしたり、いろいろと設定が膨らませてあるんですが、なんとなくそれがすべて裏目に(苦笑)。
いやもうとにかく全編笑えるんですわ。
なんかもうコントですよ、コント。
舞台が経営難の古びた病院で、建物の老朽化と経営危機による薬品&備品不足。その割には患者がやたら多く、医者の人手も不足(院長が失踪中で給料未払い状態)してたりして、気分は「ドリフ大爆笑」の『もしも』のコーナー。いかりや長介が診察されに来て、最後「ダメだこりゃ」と吐き捨てて帰るようなそんなダメ病院でのお話。
んな状況なもんだから、とにかく私にはコントにしか見えなくて、最初から最後まで笑いっぱなしではありました。
まぁそこそこ気色悪い話なんで、ホラーとしても一応楽しめるとは思うんですが・・・やっぱあれはコントだよ(笑)