映画「変身」観賞@ユーロスペース(15:00〜16:50)

「ある朝、グレゴール・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変っているのを発見した」
冒頭の一節が有名なカフカ原作の不条理小説「変身」の映画版。
主人公が変身する「虫」が一体どのように描写されるのか、私の興味の焦点はその一点にあったのだが、本編を観て、あまりのヒドさに激怒。なるほど、こりゃ予告で隠すハズだわ。いや確かに表現の形としては、こーゆーテもありだけど舞台劇じゃなくて映画なんだからさぁ・・・。
んなわけでエラく腹立ったんでそのまま席で爆睡を決め込み*1気付いたらエンドロール(激苦笑)。いや参った。
隣でやってたテオ・アンゲロプロスの「旅芸人の記録」を久々に観ればよかったよ(時間がまるで合わんけど)。

*1:単に眠かっただけという話もある