映画「機動戦士Ｚガンダム-星を継ぐ者-」観賞＠渋谷ジョイシネマ（20：25〜22：00）

そろそろ空いて来た頃かなと思い、仕事帰りにレイトショーへ。
狙い通り、客の入りは20人位。
ド真ん中の席を確保し、ゆったりと観賞。
5.1chの音響もじっくりと堪能出来た。
んで、作品そのものの感想を一言で言えば、とにかく旧作フィルムが見るに堪えなくてひたすら苦しかった。
もうセル画なんかとっくに無くなってて、直撮り出来ないんで、現存する16㎜フィルムから35㎜にブローアップ*1してるわけだけど、デジタルズームで拡大した映像のごとく、ものすごい粒子の荒れっぷりで、とてもじゃないがマトモな神経で見られる画面ではなかった。
なので時折、挿入される新作カットがまさに砂漠の中のオアシス！（笑）
恩田氏の絵ってそんな好きじゃないんだけど、それでも旧作フィルムに比べりゃ天と地ほどの差があるんで、もう新作画のパートだけは食い入るように見ましたよ、ええ。
旧作フィルムの使い方でうまいなと思ったのは、30バンチのコロニー内記録映像として、モニターに嵌め込んだところ。あーゆー使い方だったら旧作フィルムでもハマるんだけどなぁ。
いやマジで続編は新作カット大増量希望。大ヒットしたんだから３作目は完全新作で出来るくらいの資金得られたんじゃないかと思うし。
ストーリーについては詰め込み過ぎで咀嚼する余裕すら与えてくれないあたり、かなり困りモンなんだけど、まぁ一見さん相手の作品じゃないからしゃーねぇーかと（レコアさんはジャブローで辱めを受けなかったのかな？）。カミーユの変化については、あまりよくわからなかった。次回以降、顕著になるのだろうか？
２作目のサブタイ「恋人たち」ってのは結構ハマってると思う（いや、だってそーゆーシーンばかりだよ。＞Ｚの中盤）。
それよりも３作目のサブタイが（準備稿の段階では）「三つ巴」だったとゆーのがシブいとゆーか何とゆーか。このままで行くんだったら神認定なんですけど（笑）

*1:途中、デジタル処理でエイジングしてる工程があるけど