映画「Little DJ 小さな恋の物語」舞台挨拶観覧@TOHOシネマズ西新井(11:30〜14:00)

kitakogane_aoi2007-12-16

登壇者:神木隆之介福田麻由子永田琴監督、森谷雄プロデューサー


1週間前に席をネットで予約しておいたのだが、3列目でなかなかの良席だった。
上映前に出演者、監督による舞台挨拶。
司会はテレビ東京アナウンサー(名前を失念したが、多分、繁田美貴倉野麻里のどちらか。かなり可愛かった。結構ガン見)。
呼び込まれて登壇者の4名登場。
福田麻由子ちゃんはブルーのドレス姿。すげぇ可愛い。
並びは下手から、森谷PD→神木くん→ままゆ→永田監督。
で、挨拶は神木くん→ままゆ→永田監督→森谷PDの順で、それぞれマイクを回す。
東劇などと違って3列目でも物凄く近い。AKB48シアターで例えれば4列目くらいの距離感。ままゆに笑顔で見つめられているような錯覚に陥る。
撮影時の感想で「初恋はまだしたことないので、表現するのが難しかった」との、ままゆコメント。割とどこ見てもそんな話してるんだけど、生で聴くと、なかなかたまらないものがあるなぁ(笑)


ひと通り、挨拶が終ると、マスコミもいないので、あっさりと終了。
登壇者退場後、席を立って脱兎の如く駆け出す者、10人弱。次の挨拶地・川崎へ向かった模様(笑)。まぁ「伝染歌」上映時の東劇の脱走率に比べればカワイイもんでしたが。


で、映画上映。
ぶっちゃけ所謂「難病モノ」なので、基本的に私は回避してしまう類のジャンルなのだが、この作品はなかなか良かったと思う。
つか、うっかり号泣(苦笑)。随所に泣きどころ多し。ダメだな、年取ると涙腺弱くなって。
まぁツボに入った部分がいくつかあって、時代背景が1977年前後。主人公の年齢もほぼ私と同年代。で、ラジオの深夜放送を愛聴してたりする。
この辺がシンクロ率高く、感情移入度が高まった。
基本的なストーリーラインは、セカチュー等の「難病モノ」と何ら変わらないのであるが(というか、殆どまんまの展開まである)、主人公が病院内でDJを務めることにより、そこから派生する数々のドラマが様々な感動を呼ぶことになるのが大きな違いであり、またこの作品のキモでもある。
加えて福田麻由子との淡い恋の成り行きが、実にピュアに描かれており、うっかり感情移入してしまうと、終盤は号泣必至である。
さすがに神木隆之介は上手い。ままゆも、この作品では笑顔が多く見られ、非常に輝いている。
実はこの映画、演出面や設定面で「そりゃいくらなんでも」的な事象やトンデモ展開が数多く存在するのだが(だから手放しで絶賛しにくい)、それを補ってあまるほどの魅力を、神木・福田コンビが放っているので、なんとか救いになっている(松重豊ら、脇役陣も非常にイイ味を出している)。
ともあれ、セカチューよりは圧倒的に感情移入度高かったんで、「難病モノ」がダメな人でも、そこそこ楽しめる作品になっているのではないかと思う。あと70年代にこだわる人は必見(笑)