AKB48コンサート「まさか、このコンサートの音源は流出しないよね?」@NHKホール(18:08〜20:50)
開演10分前に現着。3階席のかなり深い所へ。眼下に広がるステージとの絶望的なまでの距離感にテンションは地の底へ。
18時02分に、いつもの鐘の音と共に陰ナレが始まる。
メンバーの誰かがやるのかと思ったら、野太い男性声が聞こえてきたので場内ブーイング。
が、「戸賀崎です」の一言で場内爆笑&拍手。
「MIX」についての言及や「YouTubeやニコニコ動画へのアップ、2ちゃんねるへの実況中継は固くお断り致します」とか「AKB存続のためにもグッズ購入を宜しくお願いします」「出禁者を1人も出さないような、幸せなコンサートにしていきましょう」等、いつもの悪ふざけなノリ。
まぁ、こーゆーおふざけな部分を含めて「AKB48」なので、これはこれで素直に楽しんでおいた。コンサタイトルとリンクしてたのって結局この陰ナレ部分だけだったし(笑)
18時08分、いつものovertureが流れ開演。
以下、セットリスト。
M00.overture(AKB48ver)
M01.Dreamin'girls(A,K,B)
M02.ビバ!ハリケーン(A,K,B)
M03.夢を死なせるわけにいかない(A,K,B,研)
MC-1(全員)
M04.クラスメイト(大江朝美、戸島花、中西里菜、成田梨紗、駒谷仁美)
M05.Bye Bye Bye(峯岸みなみ、小嶋陽菜、高橋みなみ)
M06.Bird(指原莉乃、板野友美、北原里英)
M07.僕とジュリエットとジェットコースター(早野薫、小野恵令奈、藤江れいな)(※BD=石田晴香、小原春香、高城亜樹、近野莉菜、中塚智実、野中美郷)
M08.パジャマドライブ(梅田彩佳、前田敦子、小林香菜)
M09.嘆きのフィギュア(宮崎美穂、仁藤萌乃、中田ちさと、奥真奈美)
M10.君はペガサス(浦野一美、増田有華、高城亜樹、佐藤亜美菜)
M11.てもでもの涙(大島麻衣、篠田麻里子)
M12.ガラスのI LOVE YOU(倉持明日香、大島優子、宮澤佐江、川崎希)
M13.となりのバナナ(渡辺麻友、多田愛佳)
M14.ごめんね ジュエル(仲谷明香、柏木由紀、平嶋夏海、仲川遥香)(※BD=米沢瑠美、松岡由紀、早乙女美樹、片山陽加、野口玲菜、田名部生来)
M15.鏡の中のジャンヌダルク(成瀬理沙、松原夏海、秋元才加、野呂佳代、佐藤夏希)
M16.おしべとめしべと夜の蝶々(大堀恵、河西智美)
M17.甘い股関節(大堀めしべ)
MC-3(チームB)
M18.初日(チームB)
M19.水夫は嵐に夢を見る(チームB)
M20.メロスの道(チームK)
M21.転がる石になれ(チームK)
M22.Dear my teacher(チームA)
M23.僕の太陽(チームA)
MC-4「第1回AKB意識調査」(秋元才加、河西智美、小野恵令奈、大島優子、渡辺麻友、柏木由紀、浦野一美)
M24.スカート、ひらり(SKE48)
MC-5(SKE48)
M25.SKE48(SKE48)
M26.ロマンス、イラネ(A,K,B)
M27.ひこうき雲(A,K,B,研)
M28.BINGO!(A,K,B,研)
<アンコール>
EC1.会いたかった(A,K,B)
EC2.AKB参上!(A,K,B)
MC-6(A,K,B,研)
EC3.桜の花びらたち(A,K,B,研)
<ダブルアンコール>
EC4.青空のそばにいて(A,K,B)
EC5.大声ダイヤモンド(全員)
3階席からはメンバーの識別すら肉眼では不可能なこともあり、終始双眼鏡プレイ。
驚いたことに、3階席にもかかわらず、双眼鏡を持参していない人が多かったように見受けられた。
肉眼では何ら面白くなかったと思うんだが・・・。
多分、今日3階席で双眼鏡使わなかった人の多くは二度とアイドルのホールコンには足を運ばないのではないかと思う。
なんせ全く見えないに等しいので、3階客席は一部を除いて、終始お通夜状態。盛り上がれと言われても盛り上がりようが無い。
一応、ステージ正面に大型映像があるにはあるのだが、スクリーンの上半分に照明機材がカブってしまい、ライブ映像が下半分しか見えず「蛇の生殺し」状態。およそステージを楽しめる環境ではなかった。
・・・まぁ、その辺は想定内ではあったので、それなりの準備をしてきた私はともかくとして、経験の浅いお客さんは本当に辛かったのではなかろうか?
メンバーの数に物を言わせるなら、ステージ上だけでなく、それこそ客席後方からメンバーが登場し、客席と一体となって盛り上げるくらいの粋な演出があっても良かったのではないだろうか(運営的にキツイけど)。
メンバーもメンバーで、普段小さい劇場でしかライブを行っていないものだから、どうしても意識を遠方まで飛ばすことが出来ず、1階客席あたりと遊んでる感じになってしまっていた。
そんな中で、やはりというか何というか、たかみなだけは違った。3階客席にまで、しっかり目線が飛んでくるのである。双眼鏡越しにたかみなと目が合って、本当に驚いた。この意識の高さたるや本当に素晴らしいとしか言いようがない。
また一つ、たかみなの凄さを思い知ったものである。
他、感想などを箇条書きで。
- ゆり組・ばら組、18禁アダルトショー、萌えじゃん、福袋・・・とオープニングMCから、自虐ネタ炸裂しまくり。これもまた良くも悪くもAKB的。
- 「胸も大きく!」を、客も一緒にやらせる成田に驚く。
- なんだかんだで、写真集とか直近の仕事など、しっかりPRしている卒業組。ノースリーブスのデビュー曲が披露されなかったのが、むしろ不思議。
- ユニットシャッフルはメンバーチェックが忙しく、曲を聴いているどころではなかった(笑)
- 「Bird」。ともちんがセンターで驚く。
- 「僕ジュリ」。えれぴょんのバックダンサーがはるきゃんだったのが面白い。
- 「嘆きのフィギュア」。階段状のセットが稼動して、劇場のステージの雰囲気をうまく演出していたのが印象的。人選も良い。
- 「君はペガサス」。高城の抜擢に驚く。
- 「てもでもの涙」。なにやら篠田がずっと片手でマイクを持ち、片手で振りをしていたので、なんかトラブったなと気がつく。
- 「ガラスのI LOVE YOU」。優子って過去何回かコレやってたよな。ノゾフィスが意外な感じ。
- 「となりのバナナ」。まゆゆはCG(笑)
- 「ごめんね ジュエル」。髪型が変ってて、なかやんを判別するのが難しかった。
- 「鏡の中のジャンヌダルク」。秋元がハマリ役過ぎ。映像で「K」の旗が出ていた。
- 「おしめし」。めーたん、1万枚行ったの? ここでも自虐ネタ(笑)
- 「甘い股関節」。とも〜みが脱がせて、貝殻ビキニのめーたん。NHK的にギリギリか?(笑)
- 「水夫」〜「メロス」の繋ぎ。Bメン同様の全方位指差しをしながら、ステージに登場するKメンがカッコ良すぎ。
- 「メロスの道」。劇場では柱で分断されてしまうんだが、今回は全体のフォーメーションが無理なく見渡せて、その流れの美しさを堪能出来た。
- 「AKB意識調査」。Kメンになにやら不穏な影が・・・(苦笑)
- 「SKE48」。最後の方で「AKB48」と相互乗り入れしながらAKBメン登場。
- 研究生の中に、見慣れない顔があり「誰だっけかなぁ・・・」と、暫く考え込んでしまった。結局、畑山亜梨紗ちゃんだったわけだけど、メイクが普段と違っていて別人に見えてしまったようだ。
- 「AKB参上!」。劇場公演では最後にLEDライトで「48」を描くが、今回は3チームそれぞれに「A」「K」「B」。マスゲーム的面白さを堪能。
- 「桜の花びらたち」後、モップ登場。お約束か。
- 「青空のそばにいて」間奏中に卒業生MC。大江くんの喋り方は泰葉に近いものがある(苦笑)。なんだかんだで涙が出てしまった。
- ラストに、この余韻を引き千切るかのように「大声ダイヤモンド」。ここは「桜の花びらたち」と曲順入れ替えるべきだったと思う。
- つか、SKEの中で一人だけ違う衣裳を出てきた松井珠理奈を見て、沸き起こるブーイングのような唸り声。あれが、あの場にいたAKBヲタの総意なんだろうな。